ひと昔前と比べて現代では、女性のライフスタイルが変化し社会で働きながら子育てもこなすママ達の数も増えてきています。そんな時代の流れの中、手軽で利便性の高いファストフードや調理の簡易な加工食品の利用率も右肩上がりに増え続けているようです。親の生活環境の変化が子供の食環境にも大きく影響を与えるこの時代、子供の食品の選択の範囲が極端に狭くなる偏食傾向の子供の数も年々増え続けけいます。
多少の好き嫌いくらい程度では問題はありませんが肉や魚や野菜など成長や発育に欠かすことのできない食品をまったく受け付けないのは問題があります。子供の偏食が将来身体に与える影響を見ていってみましょう。

子供の偏食が起きる原因とは?

子供の偏食のことを個性だからしょうがないと捉えている親もいるようですが、偏食は個性などではありません。もちろん、人間ひとりひとり味覚は違いますし同じ食べ物を食べてもおいしいと感じる人がいたり気持ち悪くなるほど不味いと感じる人がいたりバラバラなことは否めません。
しかし、偏食を作る大きな原因の1つに「食べ慣れていない」ことが挙げられます。
子供の味覚は大人よりも2~3倍繊細な上に、人間には「新規恐怖」という初めて口に入れるものに対して身構えてしまう防衛本能が働いています。そのため、自我が育ち始め意思表示ができるようになった後で初めて出会う食材に対して大きな抵抗感を覚え、食べることを拒否することがあります。
それでも徐々に口に慣らしていくことで段々と食べれれるようになっていきます。初めて口にした時に大きな抵抗を示したとしても根気強く食べさせ続けることで偏食を減らすことは可能なのです。
直接的な味覚や食感への抵抗感以外にも食事中に極度に嫌なことがあったりショックを受けるなどのトラウマ的な要因で場面記憶によって偏食が起きることもわかっています。

偏食が身体に与える影響とは?

子供の偏食が将来の身体に与える影響で1番大きいリスクと言われているのが、免疫力の低下が下がり病気にかかりやすくなり怪我の治りも遅くなってしまうことです。
子供の頃から偏食をすることで腸内環境が十分に機能しなくなってしまったり、環境状況が悪化してしまうことがあります。免疫力の高い腸内環境を整えることで、風邪をひきにくくなりアトピーや花粉症などのアレルギーからも身体を守り、ガンのリスクの低下に繋がっていきます。
さらに、偏食は髪を弱々しくさせ薄毛やハゲの原因にもなります。肌の潤いを低下させ肌をカサカサ、ガサガサの荒れ肌を作ったり、シワを作る原因となったりもしてしまいます。 お菓子ばかりを好んで食べている子は、糖尿病や高脂血症のリスクも上昇しますし、最近の研究では不安障害やうつ病、分離不安生涯や注意性血管他動性障害(ADHD)のリスクを引き上げるとも言われています。
食育インストラクターによる研究によると偏食傾向の強い子供は強調性がなくワガママな行動を取りやすいとの発表もされています。このような性格的な資質を持った子は、将来的に忍耐力に欠け我慢ができないためにせっかく就職した仕事をすぐにやめてしまったり先送り、先延ばしの癖がつきやすくなってしまうとも言われています。
偏食=好き嫌いという認識を持てば好き嫌いも個性の1つと捉えてしまいがちが、偏食は好みの話しではなく栄養の「偏り」という意味だという認識を持てば放置していてはいけないと思うはずです。子供の将来を案じるなら認識を改め根気強く偏食と向き合って欲しいと思います。
子供は基本的には、親が与えた食事しか食べることができません。偏食=個性なんて考えは捨ててしっかりと子供の食生活と成長に対して与えられた責任を果たすようにしましょう。

この記事を書いている人

nobinobi-kids編集部
3人の子供を育てながら、日々子育てや子供の健康について勉強をしています。 当サイトでは、子供の成長に関わるテーマをメインに情報発信をしていきます。