March 06, 2004
■ 転ばぬ先のバックアップ
勤め先の社内ファイルサーバを、OSXserverに入れ替えて、3/3から本格始動した。
中小企業とはいえ、みんなで仕事に使うサーバを運用していくに際し、やはり気にかけたのはバックアップの重要性。いちおうサーバ本体自身は外付けFirewireハードディスク2台をソフトウェアRAID(ミラーリング)にしてあるから、まだ安心。これなら、片方のディスクが故障しても、もう片方に同じデータが残るからね。
でも、それとは別にやはりバックアップは重要なのだ。
誤操作によるデータの損失が起きたら、その直前(に近いファイル)の状態に戻せないといけないからね。それには、できるだけ直前のデータが必要だし、最低でも前日の時点でのバックアップデータが必要だろうし、最悪な事にファイルやデータがいつから失われていたのかすら分からない(かつ、数日分のバックアップも同じ有様の)場合には、1週間前や1ヵ月前、半年前など、失われた部分が存在する時点でのファイルにまでさかのぼれなければ、そのデータを取り戻す手だてが無いのである。
しかし、こういった何千何万もあるファイルのバックアップ作業を毎日(あるいは思い立った日に)手作業でコピーしていくというのは非現実的なので、たいていの場合はバックアップ専用ソフトのお世話になる。さて、そこで、探しましたよ、OSXで動くバックアップ用アプリを。
最初はいままで個人的に使っていた「Synchronize! ProX」というソフトに目をつけたんだけど、久しぶりに起動しようとしたらシリアル番号が通らない!?

「なんでだ〜?」と思っていろいろ調べてみたら、なんとこのアプリ、シリアルが2年ごとに期限を迎えるらしい。1万円ほど出して(←シェアウェア料金としては高い方である)入手したシリアルが、パァである。(-_-;)
そこで、あらたな救世主と出会いました。
「HyBackUp X」という国産シェアウェアで、こちらはなんと料金が任意なのだ! あなた自身がこれに見合うと思われる額をお支払いください、というやつだ。いちおう2415円という正価もあるので、私はこちらを支払わせていただいた。

実際に使用してみて感じたのは、その設定のシンプルさ。
そう見せておいて、しっかり上級者モードもあって、そちらだとけっこう便利なことがあれこれできる。ここで前述のバックアップの話とかみ合うのだが、この「HyBackUp X」、コピー元で変更されたファイルがあったら、コピー先にある古いファイルを自動で上書きするか、それともバックアップの日付ごとにすべて(あるいは任意の日数分を)別名で残しておくか、を設定しておけるのだ!!
これ、これがしたかったの!!
これで日々のバックアップファイルを30日分残しておけば、その間のどの日付のファイルにも戻せるということになる。あとはそのバックアップファイルまるごとを、これまた1ヵ月ごととか3ヵ月ごととかで別ハードディスクに自動バックアップさせておいて、まぁ気が向いたときにそれらをDVDにでも焼いて残しておけばほとんどのデータは余すところ無く残しておける。
もうひとつうれしかったのが、1つの画面の中で、複数のバックアップ設定を組み込んでおけること。前者の「Synchronize! Pro X」だと、フォルダごとに設定ファイルを保存するので、複数のフォルダやボリュームのバックアップを実行するのが面倒だった。けど「HyBackUp X」なら、1つの設定ファイルを開いてスタートボタンを押せば、複数のフォルダ同士のバックアップやシンクロができてしまうのである。これは便利だ!!
バックアップの処理自体も割と高速だし、Mac OS X v10.3 Pantherにも正式対応している。
これはおすすめの1本だ☆☆
